AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01) 認定試験対策

2024年に新設されたAWS資格の『AWS Certified AI Practitioner』の試験対策をまとめていきます。

試験概要

aws.amazon.com

試験内容、出題範囲はこちら。

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-ai-practitioner/AWS-Certified-AI-Practitioner_Exam-Guide.pdf

 

まずは公式模擬問題20問

私はAWS認定資格はCLF/SAA/SAP/DVAを取得済み、AI系資格はG検定/データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)を取得済みだったため、まずは公式の模擬試験問題を解いてどれだけ得点を取れるか、確認してみました。

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-ai-practitioner/AWS-Certified-AI-Practitioner_Exam-Guide.pdf

結果は正答率65%(13/20)でした。

AWSの権限制御(IAM)は知っているし、AI系の一般的な基礎用語も知っているので、あとはAWSのAI系サービスの概要・用途を押さえておけば、合格できそうな印象。

AWSのAI系サービスの概要を押さえる

ということで、AWSのAI系サービスの概要・用途をまとめます。

 

まずはSageMakerのまとめ。

サービス名 概要
SageMaker 機械学習を実施するうえで必要なトレーニングデータの前処理や作成・機械学習(ML)モデルの構築・学習・学習モデルのデプロイといった、一連のプロセスを行う機能が用意されている。Jupyter Notebookからアクセスできる。
SageMaker モデルダッシュボード AWS アカウント内のすべてのモデルを表示、検索、探索するための中心的な場所。モデルのデプロイメント、使用状況、パフォーマンスの追跡、およびモニタリングに関する洞察を提供する。
SageMaker Role Manager ML アクティビティのユーザー権限を定義できる。
SageMaker モデルカード レコードを作成し、ML モデルの詳細を 1 か所で文書化できる。
SageMaker Model Monitor 本番環境の ML モデルとデータの品質を監視する。
SageMaker JumpStart 事前にトレーニングされたオープンソース モデルを提供する。
SageMaker Clarify レーニング後のモデル予測と本番環境にデプロイされたモデルの説明を提供する。

 

次にSageMaker以外のまとめ。

サービス名 概要
Amazon Bedrock 一般的な基盤モデル (FM) にアクセスするための統合 API を提供するフルマネージドサービス。Stability AI や AWS などのプロバイダーからの画像生成モデルをサポートしている。Amazon Bedrock を使用すると、ML モデルのトレーニング、ホスト、管理を必要とせずに、統合 API を介して FM を利用できる。
Amazon Comprehend 自然言語処理 (NLP) を使用してドキュメントから洞察を抽出するサービス。カスタムモデルを構築できる。
Amazon Rekognition ディープラーニングによる画像および動画分析サービス。ビジュアル コンテンツを分析して洞察を抽出できる。
Amazon Textract スキャンしたドキュメント、PDF、画像からテキストとデータを抽出するために使用できるサービス。
Amazon Polly テキストをリアルな音声に変換できるテキスト読み上げ (TTS) サービス。
Amazon Kendra 意味とコンテキストを理解して検索クエリに適切な応答を提供するインテリジェントな検索サービス。
Amazon Lex アプリケーション用の会話型インターフェイスを作成するために使用できる AI サービス。自然言語理解と自動音声認識を使用してチャットボットを作成できる。
Amazon Translate 複数の言語間の翻訳に使用できるサービス。
Amazon Transcribe 音声をテキストに変換するために使用できるサービス。音声録音の文字起こしが簡単になる。
・バッチ言語識別を使用すると、オーディオファイルの言語を自動的に識別し、選択した特定の言語のファイルを変換できる。
・メディアにドメイン固有または非標準の用語が含まれている場合は、カスタム語彙またはカスタムモデルを使用して文字起こしの精度を向上させることができる。
Amazon Macie Amazon S3 に保存されている機密データを検出、分類、保護できる。

書籍

まだ試験対策の書籍は発行されていませんが、こちらの書籍が対策としてよさそうなので、読んでいます。
高評価だし、Bedrock以外の生成AI関連サービスの紹介も載っています。

紙の本派ですが、こちらの本は大きい&ページ数も多く、持ち運びには向いていないため、電子書籍版を購入しました。

文字サイズは少し大きめなので、スマホでもギリギリ読めます。

 

また勉強したら随時アップデートしていきます。