最近仕事で使用したpingコマンドが便利だったので、まとめておきます。
なお、Windowsです。
時刻表示付きでping実行
powershellを起動して、以下コマンドを実行すれば、時刻表示付きでpingを打ち続けられます。
「宛先と疎通できるようになるまでpingを打ちたい、疎通できるようになった時刻は知りたい」というときに便利。
ping -t [宛先] | %{(Get-Date).ToString() + " $_"}
1秒間隔でping実行
障害試験などで、何回pingが欠損したかで何秒通信断が発生したか確認するのに便利。
ping -t -w 1000 [宛先]
pingのデフォルトのインターバル(1秒)と「-w」オプションで指定したタイムアウト値から何秒通信断が発生していたかわかります。 (「時刻表示付きでping実行」で十分かもしれないが。)
pingとTracertをまとめて実行
pathpingコマンドをつかえば、TracertとPingを組み合わせたような実行結果を得られます。
-n オプションはアドレスをホスト名に解決しないオプション。つけておくのが無難。
pathping -n [宛先]
実行結果は前半と後半に分かれていて、前半はTracertのように経路上にあるルータの一覧を表示します。後半は見つかったルータに対してEchoパケットを連続送信してRRTとパケット損失率の統計情報を表示します。
統計の計算に少し時間がかかるため、すぐ結果を見たいときはTracertでいいじゃん。となるかも。